原付バイクを知り合いから譲渡してもらうときに意識するべきポイント

この記事は、K.Sさんが実際に経験された内容です。

読むのがメンドーな方に!

原付の整備はしっかりとされているか

事故車かどうかの確認

ヘルメットは自分で用意

ちょっとしたお礼の用意

使用する予定の道路の確認

必要書類の用意


先輩から原付バイクを譲ってもらえると決まって、嬉しくてワクワクする気持ちと、ドキドキ不安な気持ちが混在していませんか?

私も原付を譲ってもらったときは、移動範囲が広がる喜びや嬉しさと、車と同じ道を走るドキドキ感があったことは今でも覚えています。

楽しみも多いけど、原付を初めて譲ってもらうってことで結構不安になっていませんか?私は、不安だらけでした。

「原付が事故車や整備不良だったら?」

「譲ってもらうまでに何を用意しておけばいいの?」

「ちゃんと運転できるかな?」

「道は迷わないかな?」

いろいろと分からないことも多かったですし、もともと心配性ってのもあって、当時、結構いろんなサイトで原付バイクの譲受や譲渡について、調べてみたんです。

これからまさに原付バイクをもらう予定だけど、不安になっているあなたに向けて記事を書いたので、あなたが感じている不安は、この記事を読み終わるころには、払拭されるでしょう。

当時、譲ってもらうときに気をつけていた事や、譲ってもらう原付バイクのどこの何を確認しておけば良いのかを私なりにまとめてみた。

その前に私は、誰にどんな経緯で原付バイクをもらったかの説明を軽くしておきますね。

私が原付バイクを譲り受けたきっかけ

私に原付バイクを譲ってくれた人は、1コ上の学校の先輩です。

私が通っていた学校は田舎で、学校も遠いため原付での通学が許されていました。

通学するために原付免許を取得し、原付の購入を考えていたときにタイミング良く先輩から声をかけてもらいました。先輩、ありがとうございました!!

良く知っている先輩で、原付の状態が良く、同じ市内に住んでいたこともあり手続きが簡単なのでそのまま譲ってもらうことに決めたのです。
※市をまたがる譲渡・譲受の手続きは、近いうちにここのホームページでまとめられていると思います。(今はまだないです。)

原付バイクを譲り受ける際の注意点

いくつか注意点があるのですが、まず重要なは、原付バイクの状態を聞いておくことです。

整備不良だと譲り受けてもすぐには乗れないので気を付けましょう。

ライトやウインカーが付くことはもちろんですが、他にもオイル交換時期、エンジンはセルで付くか、ミラーは左右あるか、スピードメーカーは正常に動くか確認してくださいね。

気になる人は、修理履歴のある事故車かどうかも聞いておきましょう。

ライトやウインカーは正常に点灯しますか?

原付のライトやウインカーがきちんとつくか確認してください。

もしライトがつかなかったとき、その原因は主に以下の6つ考えられます。

  1. ライト球(バルブ)の球切れ
  2. 接点不良
  3. バルブソケットの不良
  4. スイッチ回りの接触不良
  5. 配線の付け間違い
  6. 断線です。

ウインカーが付かない原因は、4つ

  1. バッテリーの不良
  2. スイッチの不良
  3. ウィンカーリレーの不良
  4. ヒューズ切れ

が考えられます。自分では修理できないと思うのでバイク屋さんで直してもらう必要があります。

また、ライトが弱かったり、切れそうな光量で夜道を走っていると、車から気づかれずに非常に危険。

先輩はそのバイクに慣れていたから、大丈夫だったかもしれませんが、あなたが乗る時には、きちんと直しておくべきです。

そのままにしておくともしかしたら、整備不良で警察に止めらることもあるかもしれません。

実際に私の友達もライト切れによる整備不良で違反を取られたことがあります。ライトやウインカーは自分で見ればわかるので、しっかりと確認してください。

事故車や整備不良車だった場合は?

譲り受ける予定の原付が事故車だった場合は、事故した状態のままなのか、しっかりと修理されているのか確認が必要。

原付バイクを実際に見ずに、もらいまーす。って言って、いざ現物を見たらあちこち傷んでたってこともあります。

事故車ではなかった場合でも、原付の整備はしっかりとされていたか聞いておくべき。後悔しないためにも。

整備不良車だった場合はしっかりと整備してから乗るようにしましょう。

原付を無料でもらう代わりに、自分でバイク屋さん持って行って直してもらう場合、修理箇所によっては修理代が予想以上に高額になることもあります。

原付の修理代の相場を記載するので、譲り受けるか断るかの参考にしてくださいね。原付の修理代は工費より部品代の方が高いことが多いようです。

原付バイクの修理代の相場

・タイヤ交換6,000~10,000円

・エンジン系のトラブル 10,000~50,000円

・電気系 3,000~10,000円

・駆動関連 5,000~15,000円

・ブレーキ 3,000~15,000円

また、事故車には絶対に乗りたくない人は多いと思います。

私も1度事故に遭い、原付は大破損、エンジンは動いたのですが修理代は約110,000円かかったことがあります。泣

破損の程度にもよりますが、事故車の修理にはかなりの額がかかります。

先輩からもらうバイクが事故車や整備不良だった場合は、勇気を持って「原付のこと詳しくなくて自分では修理できないので、今回はやめておきます。」「自分でバイク屋に持って行くのは難しいので、やめておきます。」と原付の譲渡をしっかりと断りましょう。

そんなことで仲が悪くなる関係性だったら、そもそも譲り受けない方がいいですね。原付の整備不良は、命に直結することなんで。

ただ、それも踏まえてあなたが納得してもらうのであれば、ドキドキわくわくの気持ちを高めながら、しっかりと譲り受ける準備をしていきましょう!

まずは、原付きバイクに乗るのに必要なヘルメットから説明していきます。

ヘルメットは自分の好きなものを用意

原付バイクに乗るにはヘルメットが必須です。

先輩から「ヘルメットもあげるよ。」って言ってもらえるかもしれませんが、たとえ先輩のものであっても使い古したヘルメットをかぶるのは少し抵抗がありますよね。

なので、ヘルメットはあらかじめサイズの合う、自分の好きなデザインのものを用意しておきましょう。

少し高いのですが、10,000円位でヘルメットは購入できます。頭を守るものなので、しっかりしたものを選んでください。

自分の好きなデザインのヘルメットで気分は上がります!

原付のお礼は必要?

原付を譲ってもらった際に、先輩へのお礼は必要か悩みますよね。

私は譲ってもらった際にお礼はいらないと言われていましたが、ちょっとした菓子折りを渡しました。

先輩から声をかけてもらったこともあり、高価なお返しをすると先輩も気を遣ってしまうと思ったので、お菓子を選びました。

先輩とどれくらい仲が良いか、関係性でも変わってくるとは思いますが、最低限ちょっとした贈り物を贈っても良いかもしれませんね。

使用する予定の道路を確認しておこう

初めて原付に乗って道路を走るときのことを考えるとドキドキしますよね。

私も初めて原付に乗ったときは、思っていたよりも怖かったことを覚えています。

普段何気なく歩いている道、良く知っている道でも、原付に乗ると車道を走ることになるので景色が違い、道を間違えてしまうことも。

原付に乗る前に二段階右折の有無や交通量、一方通行など確認しておくと、乗り始めても不安なく運転できますよ。

また、あらかじめGoogleマップで道の確認をしておけば安心です。

また、ガソリンスタンドの場所も何軒か確認しておけば、ガソリンが減っても焦ることなく補充できるので良いですよ。

私が原付に乗り始めてわかったのですが、使用する道とガソリンスタンドの場所の確認をするだけでも、ドキドキしていた不安が減り、気持ちも軽くなりました!

原付を譲り受ける際の手続き

原付を譲り受ける際には手続きが必要です。

所有者や自賠責保険などの変更など、しなければいけないことが多くなっています。

  1. 譲る側が廃車手続き
  2. 廃車証明書と譲渡証明書を受け取る
  3. 名義変更手続き

同じ市区町村内で原付を譲渡する場合は、ナンバープレートをつけたまま標識交付証明書と譲渡証明書を受け取り、名義変更手続きをするだけで譲渡手続きが完了します。

また、手続きだけでなく任意保険にも加入することも大切です。

まとめ

原付を譲り受ける前には、下記のことに注意して事前に準備をしておくとスムーズに原付に乗ることができます。

  • 原付の整備はしっかりとされているか
  • 事故車かどうかの確認
  • ヘルメットは自分で用意
  • ちょっとしたお礼の用意
  • 使用する予定の道路の確認
  • 必要書類の用意

原付があれば公共交通機関を使って行きづらかった場所へのおでかけ、ちょっとした買い物、通学が楽になり大変便利です。私も不安はありましたが、初めて原付に乗ったときの嬉しさは今でも忘れられません。

もし、譲り受ける予定の原付が事故車や整備不良が気になった場合は断っても大丈夫。

原付は何よりも安全に乗ることが大切です。

安全には気を付けて原付ライフを楽しんでくださいね!

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